ハタヨガとは生理的ヨガのことで、瞑想をしてプラナヤマ(呼吸法)により、宇宙のエネルギー(プラナ)を体に蓄え、
体と心を整えていくヨガです。

ハタ ヨガについて運動とハタ ヨガハタ ヨガで幸福に暮らす為にハタ ヨガで心への気づきヨガの流派
ハタ ヨガについて

私達がおこなっているヨガは、生理的ヨガ(ハタ ヨガ)です。悟りの境地を求めて、ラージャヨガ(瞑想)を行う、これがいちばん古いヨガです。瞑想をするには呼吸が乱れていては落ち着く事が出来ませんし又、背骨がしっかりとして体全体が整っていないと、気持ち良く瞑想をする事が出来ません。瞑想をするためにアーサナ(ポーズ)で体の調子を整え、プラナヤマ(呼吸法)により、宇宙のエネルギー(プラナ)を体に蓄え、気力を充実させます。
又、呼吸をゆっくりと行う事で気持ちを落ち着けて行きますアーサナ、プラナヤマにより体と心を整えていくヨガとして、ハタ ヨガという流派が生まれました。



運動とハタ ヨガ

運動は字の通り「動く」事、体を「鍛える」事です。ヨガは静かに動く「静の動き」で、体を「整える」事です。自分の身体の声に耳を傾けて、身体の限界を1mmだけ伸ばす努力をする事です。柔らかくなろうとか、ポーズを美しく行おうとか、人より上手になろうなどと、欲を出さずに淡々とヨガを行って下さい。

老化と病気は、最初、関節と背骨に現れます。解剖学上の研究によると、背骨は老化のしるしを、しばしば早くも30歳台に中には20歳台ですでに示しはじめる事が分かっています。
ヨガのアサナは関節をゆるめたり、高齢になってもなお若さを保つことができる脊椎を伸ばし、さらには若さをよみがえらせます。それは全身の神経にエネルギーの自由な流れをもたらしまた、関節や体の他の部分に老廃物が沈着しょうとするのを防ぎ、さらにその排泄を助けます。
ヨガのアーサナは種々の内分泌線や内臓へ有効な圧迫を加え、血液の循環をよくし、それらの働きを活発にします。
ヨガのアーサナを例えほんの少し行うだけでも健康を改善する上でも驚くほどの効果があります。



ハタ ヨガで幸福に暮らす為に

人間の究極の目的(一般論)は、幸福に人生をおくる事です。楽しさの後に辛さやむなしさが残るものは幸福とはいえません。幸福の最上のものは肉体的、精神的な幸福の調和、つまり心身の健康です。
アーサナ(ポーズ)で体を整え、プラナヤマ(呼吸法)で神経を整え、瞑想(メディーション)により精神を整えます。ハタ ヨガは動く瞑想をもいわれ、集中力、忍耐力がつき、体も心も根気強い性質になります。

老化と病気は、最初、関節と背骨に現れます。解剖学上の研究によると、背骨は老化のしるしを、しばしば早くも30歳台に中には20歳台ですでに示しはじめる事が分かっています。
ヨガのアサナは関節をゆるめたり、高齢になってもなお若さを保つことができる脊椎を伸ばし、さらには若さをよみがえらせます。それは全身の神経にエネルギーの自由な流れをもたらしまた、関節や体の他の部分に老廃物が沈着しょうとするのを防ぎ、さらにその排泄を助けます。
ヨガのアーサナは種々の内分泌線や内臓へ有効な圧迫を加え、血液の循環をよくし、それらの働きを活発にします。
ヨガのアーサナを例えほんの少し行うだけでも健康を改善する上でも驚くほどの効果があります。実年齢より10歳若い人、10歳老けて見える人、その差は20歳です。



ハタ ヨガで心への気づき

身体のある種の姿勢は、ある種の心の状態と、自然に結びついています。
心が勇気を無くした時、身体は前にかがみがちとなり、勇気に満たされると、人は身体をまっすぐにする傾向があります。
攻撃的な感情に支配されると、人はしばしば肩をいからせこぶしをにぎります。
ひどく頑固な気持ちのとき、人はあごを前に突き出します。
自信を得ると彼の目は上方を見ます。意気消沈すると下を見ます。
心が平静であるかそうでないかは、坐り方、立ち方や手の動きに反映されます。
息の仕方もまた、心の状態に影響されます。恐れや不安は胃の筋肉を緊張させます。度量が狭く自生的な傾向のある人は、肋骨の両側を内に引っ込める傾向があります。自然に感情を抑制する人は、胸の上部を圧迫する傾向があります。これらの精神的問題を持った人に、十分な呼吸をする余裕があるでしょうか。
それはほとんど不可能であり、その人が取り入れることのできる酸素は、本当にわずかな量に過ぎません。しかし、ちょうど人の心の状態が、その人の身体に影響を与えるのと同様に、身体の姿勢もまた、心に影響を与えます。
肩を落とし、背中を丸めた姿勢は、実際にある程度、ゆううつな気分を引き起こします。
緊張した胃の筋肉は心を不安にさせます。身体の緊張が精神的緊張を引き起こすことができるように、身体のリラックスが波立つ心に、平静さをもたらすことが出来るからです。小波は池の岸辺にぶつかった後、再びその波の源へ戻って行きます。その現象は、しばしばその最初の原因に影響を与えることがあります。もし最初の結果を弱めることが出来たなら、その原因もまた実質上弱められます。心を変えることは、決してやさしいことではありません。
心を客観的にみることすら、容易ではありません。それでもって自分の錯覚を追い払おうとするその思考は、まさに自分が追い払おうとしている錯覚によって、いろどられています。自分自身の身体的を変えることは、外観をあらためることが、心に影響を及ぼすのと同じように、比較的簡単な事です。
身体を調えなさい。それは心を調えることより易しいでしょう。
この原理こそハタ・ヨガの科学の根本です。ヨガ体操はどんな高齢者でも、努力相応な健康効果を手に入れることができます。80歳になってヨガ体操を始めた女性の例もあります。



ヨガの流派

【行法としてのヨガ】
ラージャ ヨガ(心理的なヨガ)
ハタ ヨガ(生理的・密教的なヨガ)  
マントラ ヨガ (真言を用いるヨガ )
ラヤ ヨガ (心の働きを消滅するヨガ )
クンダリニー ヨガ (クンダリニーやチャクラの開発を目的とするヨガの総称 )

【生き方としてのヨガ】 
バクティ ヨガ (信愛の道)  
カルマ ヨガ (行為の道)  
ジュニャーナ ヨガ (知識の道)  
ハタ・ヨガ (Hatha Yoga)